ケルセチンとケルセチン配糖体の違いとは

ケルセチンを調べていると、「ケルセチン」という言葉と「ケルセチン配糖体」という言葉と2つ出てきます。どう違うの?と思われた方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回はケルセチン配糖体とケルセチンはどんな風に違うのか、効果が変わるのか?というのを徹底的に調べてみました。

ケルセチンとケルセチン配糖体の違い

ケルセチンは、玉ねぎやブロッコリー、レタスやリンゴに含まれているポリフェノールの1種です。脂肪分解促進作用や抗酸化作用、抗炎症作用などがあるので、健康面だけではなくダイエットや美容にも効果が期待でき、私たちの欠かせない成分の1つとして知られています。

配糖体というのは、「糖を結合させる」ということで、ケルセチンにグルコースという糖を結合させることでできるのが「ケルセチン配糖体」です。

構造式としてはケルセチンに糖を組み合わせただけなので、身体に働く作用が変わったり全く別のものになるというわけではありません。しかしながら、大きく変わる1点だけあるのです。それが「吸収率」です。

ケルセチンは別名ビタミンPとも呼ばれ、抗酸化作用などがある素晴らしい成分ですが、溶解性に乏しいので、私たちの体の中に入っても吸収されにくいという大きなデメリットがありました。

しかし、糖を配合して「ケルセチン配糖体」とすることによって、脂溶性だったケルセチンが水溶性になり、体内に取り込みやすくなったのです。

食品にはケルセチン配糖体ではなくケルセチンしか含まれていないので、摂取する際は、ケルセチン配糖体を配合したサプリなどがおすすめですよ。

ケルセチン配糖体は脂肪を分解促進してくれる!

ケルセチン配糖体の効果のなかでもとくに嬉しいのが、脂肪を分解促進してくれることです。

ケルセチン配糖体が体内に入ると、脂肪細胞にある脂肪分解酵素のリパーゼが活性化し、脂肪分解を促進させます。

サントリーの実験によれば、ケルセチン配糖体を配合した飲料を摂取する群と摂取しない群とを分け、1日1本継続して摂取し、CTスキャンで腹部の脂肪面積を測定したところ、ケルセチン配糖体を配合した飲料を摂取した群の体脂肪が、有意に減少したとの実験結果が出たのです。

この結果、ケルセチン配糖体によって脂肪が分解されるということが証明されたのです。

ケルセチン配糖体がたっぷり含まれているお茶とは

身近にケルセチン配糖体が摂取できるのは、「トクホ」と呼ばれる特定保健用食品に指定されているお茶です。その中でも有名なのがサントリーの「伊右衛門 特茶」です。

スーパーやコンビニでも見かけたことがある方は多いのではないでしょうか。

「伊右衛門 特茶」の中には、ケルセチン配糖体が110mgも含まれており、一般的な玉ねぎの約3個分に相当します。これを毎日食べようと思うと大変ですが、お茶にするだけでとても簡単で手軽に摂取することができますね。

もちろんその他にもケルセチン配糖体が含まれているお茶はたくさんあります。「酵素処理ルチン」と書かれているものは、このケルセチン配糖体なので探してみるといいかもしれませんね。

商品名 伊右衛門(特茶(特定保健用食品)
販売会社名 サントリー株式会社
価格 170円(税抜)
内容量 500ml
たんぱく質 0g
脂質 0g
炭水化物 0g
ナトリウム 20mg
カフェイン 90mg
カテキン 230mg
ケルセチン配糖体(イソクエルシトリンとして) 110mg

まとめ

ケルセチンとケルセチン配糖体の違いについて調べましたが、ケルセチンにグルコースを配合して水溶性に近づけることで、私たちの体には様々な効果をもたらしてくれます。

ケルセチンを摂取したいと思ったら、まずはケルセチン配糖体入りの特茶から始めてみてはいかがでしょうか。